消化器センター
診療方針
多摩丘陵病院は2023年5月1日に新病院に移転し、これまでの多機能型病床から急性期にシフトした病院となります。これを機に当院では力を入れてきた消化器診療をさらに充実したものにするため、消化器センターを設立しました。
消化器内科、外科の垣根をなくし、総勢8名からなるスタッフが診療に携わっております。高度で専門的医療を行うとともに、地域の中核病院としての役割を担うため、外来での積極的かつ迅速な診断とそれに続く入院治療に取り組んでおります。消化器センターの外来は月曜日から土曜日まで毎日開いており、地域の先生方からの紹介状の有無に関わらず、患者さんはスムーズに受診していただけます。
食道、胃から大腸に至る消化管疾患や肝・胆・膵疾患の専門医が互いに協力し合って、高度の医療を提供しています。特に早期癌の診断と治療に力を注ぎ、食道癌、胃癌、大腸癌の内視鏡的切除術(ESD)や患者さんに負担が少ない内視鏡下手術を行っています。肝癌、胆道癌、膵癌においては専門の内科、外科、放射線診断医が診断、治療方針の決定に当たり、積極的に内視鏡下手術を含む外科治療を行っています。消化器センターとして消化器内科、外科の協力体制が整っており、入院および手術症例では週2回のカンファレンスで密接な連携の下に診断、治療が進められています。
消化器内科、外科の垣根をなくし、総勢8名からなるスタッフが診療に携わっております。高度で専門的医療を行うとともに、地域の中核病院としての役割を担うため、外来での積極的かつ迅速な診断とそれに続く入院治療に取り組んでおります。消化器センターの外来は月曜日から土曜日まで毎日開いており、地域の先生方からの紹介状の有無に関わらず、患者さんはスムーズに受診していただけます。
食道、胃から大腸に至る消化管疾患や肝・胆・膵疾患の専門医が互いに協力し合って、高度の医療を提供しています。特に早期癌の診断と治療に力を注ぎ、食道癌、胃癌、大腸癌の内視鏡的切除術(ESD)や患者さんに負担が少ない内視鏡下手術を行っています。肝癌、胆道癌、膵癌においては専門の内科、外科、放射線診断医が診断、治療方針の決定に当たり、積極的に内視鏡下手術を含む外科治療を行っています。消化器センターとして消化器内科、外科の協力体制が整っており、入院および手術症例では週2回のカンファレンスで密接な連携の下に診断、治療が進められています。
専門とする疾患と治療
- 早期食道癌、胃癌、大腸癌の内視鏡的治療(EMRまたはESD)、大腸ポリープ切除
- 消化器癌(食道癌・胃癌・大腸癌・肝癌・胆道癌・膵癌)に対する内視鏡下手術を中心とした外科治療と進行癌に対する化学療法
- 胃食道逆流症(逆流性食道炎を含む)と食道裂孔ヘルニアに対する専門的治療
- 経皮内視鏡的胃瘻造設術
- 消化管出血に対する内視鏡的止血術
- ヘリコバクターピロリの診断と治療
- 胆石、総胆管結石、膵石などに対する内視鏡的採石術および内視鏡下手術を中心とした外科治療
- 閉塞性黄疸に対する内視鏡的治療(ドレナージ術、ステント挿入)
- 肝硬変、肝癌に対する総合的な治療(ラジオ波焼灼術、肝動脈化学塞栓術、肝切除)
- 自己免疫性肝疾患(AIH・PBC・PSC)、脂肪肝の診断と専門的治療
- 鼠径ヘルニアに対する内視鏡下手術を中心とした低侵襲外科治療
昨年度の内視鏡検査実績
上部消化管内視鏡検査 5121例
下部消化管内視鏡検査 1176例
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) 137例
下部消化管内視鏡検査 1176例
内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) 137例